数年前から坐骨神経痛の３０代男性

■2022/11/20 数年前から坐骨神経痛の３０代男性
半年ぐらい前に
大阪から引っ越して
来られた男性である。

数年前から左臀部に痛みが走り
大阪の総合病院にかかり
西洋医学の誇る
三種の神器の一つである
MRIを駆使して
導き出された結果は
腰椎４～５番の
椎間板ヘルニアであった。

痛むのは左臀部なので
そこでの担当医に
「仙骨が原因ではないでしょうか？」
と彼が聞いたら

「それはないでしょう。
これはヘルニアですよ！」
という語気を強めた
返答だったという。

なかなかの確信ぶりだったようだ。

で、結局
病院では全く改善しなかった。

それ以来
鍼灸、カイロ、整体に通っては
来ているというが
解決できずにいるから
当院に来院されたのだ。

こちらに引っ越して来てから
武蔵小杉の整形外科にも行ったのだが
同じ椎間板ヘルニアという診断であった。

当院は奥さんが
ネットで見つけたらしい。

早速ベッドに俯せになっていただき
骨盤を触診してみる。

何のことはない
唯の左仙腸関節の
亜脱臼である。

この亜脱臼は
仙腸関節のズレの調整をすれば
難なく解消する。
それ程難しくない歪みなのである。


彼が大阪の病院で
「仙骨が原因ではないでしょうか？」
と訊ねた時
「それはないでしょう」
と答えたというが

西洋医学には
仙腸関節の亜脱臼による
腰痛はないのだから

パソコンは正しい答えを
出す術を知らないのだ。

この前来院した５０代の男性も
尾山台にある
背骨専門のクリニックで
椎間板ヘルニアの手術をしたが、
全く改善しなかった。

その男性の場合も
全く同じ
左仙腸関節の亜脱臼が
原因だったのである。

ヘルニアが椎間板で
発生していたとしても
坐骨神経痛的な
痺れ痛みがあると
西洋医学ではヘルニアか狭窄症が
原因としか考えないが

仙腸関節の亜脱臼による腰痛が
実は多いのである。

彼は
1か月後にもう一回来院した。

ということは
もう痺れは無くなっており
僅かに違和感を
残すだけになっていたのだ。

この症状に対しての
施術は2回で完了した。




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新生院
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