右側の股関節が痛む50代女性
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■2022/04/10
右側の股関節が痛む50代女性
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1ヶ月ぐらい前から
右側の股関節痛になった女性が
来院された。
少し歩くだけでも
すぐ右股関節辺りが
張ってきて痛むという。
色々話を伺っている内に
1年ぐらい前に
階段から落ちて
お尻を打ち
右足首を捻挫したことがある
ことが分かった。
捻挫は整形外科に通い
何とか改善したというが、
「じゃあ股関節痛も
その整形外科に
診てもらったのですか?」
と私が問うと、
「いいえ」と答えられる。
「捻挫の違和感が
1年経っても
今だに残っているので、、」
と言葉を濁されたことから、
かなりの不信感を
お持ちであることが分かった。
「今回は近所の整体に
行ってみたのですが、
何の効果も感じなくて」
それで、お得意の
ネット検索を駆使して
当院を見つけられたようであった。
捻挫は踵骨のズレと
腓骨の下がり(外踝の下がり)
が起きている場合が多い。
案の定
彼女の場合もそうであった。
まず踵骨を整え
下がっている腓骨を
念入りに上げ
捩れを正し
本来あるべき
位置に戻してあげる。
「これで歩いてみましょうか」と私。
ベッドから降りて歩いてみる彼女。
「あっ、張りがないです。」
と言いつつ暫く歩いて
確かめている。
「でも、今度はお尻が
痛くなりました」と言う。
再度ベッドに寝てもらい
今度は股関節入れをする。
「もう一度歩いてみましょう」
確かめるように
やはり暫く歩いてみた後
「全く違和感がなくなりました」
彼女が明るい表情になって言った。
「たった1回で
それも二つの施術だけで
こんなに改善するものなのですね。
足にあった違和感までなくなり
スッキリしています」
と驚きを隠せないようである。
彼女の股関節痛は
その時に捻挫を
きちんと治して
いなかったせいであった。
整形外科は
どんな大病院に行こうと
診療法は
ほぼ同じである。
レントゲン写真で確認し
言うことは
判を押したような
決まり文句である。
「骨は何でもないですね」
それは
”ひびは入ってないし”
”骨が折れてもいない”
という意味なのだが
原因を探そうともしない
とんでもなく
ピントのズレた判断なのだ。
こんな診療の方法で
世の中に
よく通用しているものだと
感心する。
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新生院
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