嚙みしめが一番の悩みである50代女性
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■2021/07/19
嚙みしめが一番の悩みである50代女性
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若い頃から強い嚙みしめがあり
それが悩みの種である
という女性が来院された。
それを改善してくれる
治療院がないかと
評判のいい整体院を
探し求め
片っ端から通ってみたが
満足できる所は無かったと言われる。
先ず
ベッドに仰向けになっていただき
咬筋を触ってみる。
筋肉が
干からびた硬い筋だけに変化した
咬筋であった。
何十年も嚙みしめていると
こんな状態になってしまうのだろうか?
嚙みしめは
足根骨の舟状骨に
遊びがないのが原因である。
舟状骨に遊びがなくなる理由は
距骨が前方に出て
その前に位置する舟状骨を
押すからである。
窮屈になり固まった
舟状骨を解放するには
距骨が本来の位置に戻るように
後方に押してやらなければならない。
彼女にそうするための
セルフケアの方法を
教えてあげる。
彼女の距骨は
前方に位置するのが
習慣になっているから
歩けば直ぐ良くない方向に
戻ってしまうので
毎日1~2回は
セルフケアをしてやる必要がある。
特に夜に調整してから
眠ることが効果がある。
彼女は
今まで通った整体院では
舟状骨とか足根骨に
嚙み締めの原因があるとは
言われたことがなく
初めて聞いたようだが
施術が終わる頃には
筋張っていた咬筋に
少し膨らみが出ているのを感じて
驚かれたようだ。
ただ嚙み締めに関しては
本人のセルフケアをする努力が
欠かせない。
これまで何十年も
嚙み締めで苦労してきた
彼女だから
きっと継続した
努力をしてくれると思う。
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新生院
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