左大腿部外側とふくらはぎ外側が痺れて痛む80代男性

■2021/04/15 左大腿部外側とふくらはぎ外側が痺れて痛む80代男性
紹介で来院されたこの男性は

腰痛歴がかなり長い方である。

今も腰痛があるのだが

「一番辛いのは

ふくらはぎの外側の痛み」

であると言われる。

それも

「40才代に坐骨神経痛になって以来」

だそうで

40年間も痛み続けているのである。


「全く”しゃがむ”ことができないし

左のふくらはぎが

細くなってしまっているのです」

とも仰る。


まず

ベッドに俯せになっていただき

骨盤矯正をしておいて

仰向けになり

問題の大腿骨と

ふくらはぎ外側を診てみる。


ふくらはぎの外側が

カチカチに硬縮しており

確かに細くなっている。


よくよく観察すると

外踝が下がっている。

つまり腓骨が

下がった状態だから

硬縮してしまっていたのである。


膝裏の脛骨と腓骨頭の

関節(脛腓関節)周りの筋肉を

緩めると腓骨が上がるので

グリグリと刺激をしてやる。


するとどうだろう。

腓骨が正しい位置に戻った途端

硬縮していたふくらはぎが

一気に緩んだのである。

そして太さが少し戻っていた。


「痛みが楽になった」

とご本人。

上体を起こし

ふくらはぎに触ってみて

「柔らかくなっている」

と驚く。


「ベッドから降りてみましょうか」

と私。

「脚が軽い」

と言いながらベッドから降り立ち

いきなり”しゃがん”でみると

何の苦もなく”しゃがめ”るし

勢い良く立つことができた。


「すごい!

40年間できなかったのですよ」

と声が少し大きくなっている。


この結果には私も驚いたが

80代の割には

この男性は身体に勢いのある方なので

これ程の良い結果が出たのであろう。


「加齢だから改善できない」

と諦めて我慢していたりすると

人生を損をすることになる。


身体にマイナス的な

要因がある限り

心が解放されないからである。


この男性も

そういうマイナス要因を

解消したので

これからの人生を

前向きに

楽しむことができるように

なるだろう。




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