立っていると身体がグラグラする４０代婦人

■2021/01/18 立っていると身体がグラグラする４０代婦人
この婦人も腰痛歴が長い方である。

１０数年になるという。


最近気になるのは

電車での通勤時のホームにおいて

真っ直ぐ立っておれず

グラグラすると言われる。


時々脚を交差させて

立っている若い女性がいるが

自分にはとても

それができないと仰る。


ベッドに俯せになっていただき

骨盤を診てみると

かなりの右回旋になっているのと

左右の腸骨稜の高さが違い過ぎていた。

左側が高すぎるのだ。


これは右脚に重心が

かかり過ぎており

左は力が抜けているのである。


おそらく何回も

ギックリ腰をしているうちに

左右の寛骨が相当に

歪んでしまったのだろう。


この重心の差を矯正するのは

なかなか大変なことなので

しばらく通っていただくしかない。


それでも２回目に来院された時

「グラグラ感が治まっています」

と改善したことを報告された。

「腰痛も随分楽になっています」


骨盤を触ってみると

まだまだ基本的な歪みは

厳然として残っているのを

自覚しておられ

これを機会に

私がOKを出すまで

通うつもりでおられるようだ。




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新生院
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