左側坐骨神経痛、左肩が四十肩の３０代後半の男性
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■2020/11/02
左側坐骨神経痛、左肩が四十肩の３０代後半の男性
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１ヶ月前ぐらいから
左尻から大腿部の後ろ側にかけて
坐骨神経痛になった
男性が来院した。
何故か整形外科にも行ってないし
他の整体にも行っていないという。
おそらく段々と
悪化してきたのだろう。
これではいけないと
ネットで当院を探し出し
やって来られたのである。
ベッドに座っていただき
骨盤を診てみると
ひどく右旋回している。
これが原因で
反対側の左側梨状筋辺りで
坐骨神経痛が起きているのだ。
俯せになっていただき
左方向（反対方向）に旋回するように
骨盤を矯正すると
数分で左右のバランスがとれた。
更に
骨盤を傾かせている坐骨の矯正と
大転子の矯正をすると
かなり整った骨盤になった。
「ベッドから降りて
神経痛がどうなったか
みてみてください」
と私。
彼は言われた通りに降り立ち
前屈、後屈をしたり
しゃがんだりしてみて
「痺れがないですね」
と首をかしげながら言う。
「実は左肩が痛いんです。
これは５年前からで
整形外科、鍼灸、整体とか
通っても改善しなくて
教えてもらったストレッチを
時々するんですが
逆に痛くなってしまうんです」
「動く限界辺りで
少し無理をさせると
改善するんじゃないかというのは
稚拙な考え方で
伸びない筋肉を
無理に伸ばすから
筋線維を切ってしまい
悪化するのです」
と私。
またベッドに座っていただき
頸椎をトンカチで
二方向から叩いて矯正をする。
「どうですか？」
と私。
彼は左腕を何回か回してみて
ベッドから降りて私の方を見ながら
突然笑いだす。
「あまりにも簡単に
改善するんで可笑しくて。
だって５年間も痛かったんですよ」
腕をグルグル回しながら
呆れたように言う。
「実は
諦めていたんですよ。
今まで何をしていたんだろうと考えると
笑えますよね」
四十肩では
彼は色んな治療院に
通ってみたが改善しなかったので
今回の坐骨神経痛では
ネットで慎重に探し
当院に狙いを定めたのであろう。
あれだけ笑うのは
想定外の結果だったに違いない。
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新生院
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