異様な肩凝り症の２０代後半の女性
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■2020/08/17
異様な肩凝り症の２０代後半の女性
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最近、首、肩、背中が凝るという
新規の患者さんの来院が
やたらと増えている。
テレワークのせいもあるが
ひと昔前なら
これぐらいの症状なら
マッサージ店を選んでいたと
思うのだが
スマホで検索していると
自然と整体に辿り着いて
しまうのかも。
今回来院された女性は
お若いのに
凝りよりは痛いと言われる。
ベッドに座っていただき
触ってみると
異様に硬い。
硬すぎる！
「自分で揉んでいるでしょう」
と私。
「そうです。気になるので
常に揉んでしまうのです」
と彼女。
「これは揉み過ぎたせいで
筋繊維を破壊したのです。
破壊された細胞が
老廃物になり
筋肉をこんなにも
硬くしてしまっているのです」
「えっ！」
「今は揉む行為は
筋繊維を破壊すると
科学的に証明されて
いるのですが
それを公にすると
職にあぶれる人が多く出るので
発表がされていないのです」
彼女には
まず肩甲骨を緩め
ファシア（筋膜）理論で
首肩を緩めてあげる。
頭もかなり重かったので
脳脊髄液調整もして
全ての施術を終わる。
「軽くなったー。
すごい！」
と彼女。
かなり満足のいく
結果となったようだ。
首、肩は手が届く範囲なので
ついつい自分で揉んでしまう。
細胞は７０パーセント水である。
ゼリー状なので
破壊されやすい。
彼女が整体を
選んだのは正解だった。
もしマッサージ店を
選んでいたとしたら
良くない結果が
出ていたことだろう。
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新生院
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