歩き方が下手になった６０代婦人
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■2020/07/04
歩き方が下手になった６０代婦人
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提出された会員証を見ると
1年ぐらい以前に
初来院された婦人であった。
「この頃歩き方が下手になって
少し歩くだけでもすぐ疲れて
ついつい歩くのが
億劫になってしまうのです」
と言われる。
「整形外科に行ったら
レントゲンを撮ってくれただけで
骨は何でもないし
ちゃんと歩けているではないですか」
と取り合ってくれず
薬の処方もなかったという。
部屋の中を歩いていただくと
確かにちょっとおかしい。
脚の繰り出し方が
ぶっきらぼうなのだ。
でもこの症状だと
薬を出すのがお得意の
整形外科でも
如何ともしようがなかったのだろう。
「どこかが痛むわけではないんです。
でも上手に歩こうと意識しても
できないんです」
とも。
こういう場合は
頸椎の歪みに原因がある。
神経が僅かに触っている
部分があるのだ。
だが頸椎だけを矯正しても
また直ぐに戻ってしまうので
全身の整体をしながら
頸椎の歪みを特に念入りに
矯正してあげる。
全ての施術が終わって
歩いていただくと
問題なくスムーズな動きに
なっていた。
「歩くのが楽になりましたね」
と頷きながら
彼女が言われる。
彼女の話を聞いて
首が原因だと
直ぐに判断できたのは
実は過去に１回だけ
同じ症状の婦人を改善させた
経験があったからだ。
また
腕、脚の痺れが
何をしても取れない時にも
首が原因の場合がある。
細くて狭い首の中を
全ての神経が通っているだけに
歪んだ頸椎に神経が
僅かに触ってしまう現象が
起きやすいのである。
ただ首に対しての施術は
高度な技術が必要であり
上手く対処出来る
整体師はそんなに多くない。
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新生院
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