踵痛の小学校6年生の男の子
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■2020/06/13
踵痛の小学校6年生の男の子
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小さい頃から右の踵が痛かったという
小学校6年生の男の子が来院した。
整形外科では
骨端症という病名が付けられていて
(踵が痛むのは
踵の骨端が成長しきっていない
からだという理論らしい)
数ヶ月に1回の割で
レントゲンを撮りながら
経過を観察してきているようだ。
ベッドに俯せになっていただき
右踵骨を診てみると
外側に傾き
後方に出ている。
それを
お母さんに確認していただく
素人の目でもすぐわかる
歪み方なのである。
施術法は
足首を動かしながら
内外の踝辺りと
距骨辺りの癒着を
リリースするだけである。
5分ぐらいで
外側と後方に出ていた踵骨が
正しい位置に戻っていた。
傍で見ていたお母さんも
その変化に驚いている。
ベッドから降りて
歩いてみても
痛みがないのを確認して
その日は簡単な施術で終わり
帰っていただく。
翌日
お母さんが彼のお兄さんを
連れて来られたので
結果がどうだったのかを訊ねると
朝起きた時
踵が全く
痛くないと喜んでいたそうだ。
彼の踵痛は
小さい頃に
捻挫をしたのだと思う。
それが固まってしまい
ずーっと痛かったのだ。
決して
骨が成長していないからではない。
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