右膝痛で来院された40代男性が胃腸の弱さの原因を知る

■2020/05/26 右膝痛で来院された40代男性が胃腸の弱さの原因を知る
2週間前に右膝を痛めた男性が

奥さんの紹介で来院された。

どこかを痛めた場合

まず整形外科に

駆けつける人が多いが

この男性はそうでないという。


おそらく自然に治ると

思っておられたのだろう。

しかし

段々と傷みが増してきたのを見かねた

奥さんが(当院に通っておられる)

紹介したのだ。


私は膝痛の方には必ず

痛む側の肋骨の下垂を

調べることにしている。

肋骨の下垂が

膝痛に関わっているからである。


案の定

右の肋骨が2センチ以上も

下がっていた。

右側の肋骨が下がっていたら

胆嚢が圧迫されて胆汁の分泌が

悪化するので

胃腸の調子が悪くなり

下手をすると下痢体質になってしまう。


そのことを私が問うと


「少し前に胃腸炎になって

下痢をしました」

と答えられる。


膝の施術を終えてから

左右の肋骨の高さを

整えてあげる。


肋骨調整で膝に残っていた

わずかな痛みも消失した。


男性は

下痢体質の原因が、

内臓ではなく肋骨にあったと知り

驚いた表情で帰っていかれたが

3日後に来院された奥さんに

「ご主人はいかがでしたか?」

と私が問うと

「感動していました」

とのこと。


下痢は体質だから仕方のないことだと

諦めておられたのが

改善できる方法があることを知って

俄かに希望が湧かれたようだ。


彼は膝痛で偶々来院されたわけだが

瓢箪から駒が出たように

懸念していたストレスが

無くなって大変良かったと思う。



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