肩から背中にかけて痛む30代女性

■2020/02/15 肩から背中にかけて痛む30代女性
首、肩がいつも凝っており

肩甲骨内側の凝りも気になるという

女性が紹介で来院された。

マッサージには毎週通っているのだが

「すぐに元に戻ってしまう」

と言われる。


ベッドに俯せになっていただき

背中を診てみると

肩甲骨の内側の脊柱起立筋が

弾力を失い平べったくなっている。


これはただの凝りではなく

内臓(十二指腸)からくる張りである。


だからマッサージをいくらしても

ほぐれないし

揉み過ぎて筋繊維を破壊して

痛くなるのが落ちである。

(一般的にこれを揉み返しと呼び

仕方がないこととしているが

これは筋線維を破壊する

身体によくない施術法なのだ)


仰向けになっていただき

左右の肋骨下部を刺激して

高さを揃え

それから

十二指腸に滞っている消化物を

小腸に流してやる。

次に

固くなっているいる胃の周りを

ほぐしてあげる。


深く息を吐いてから

「お腹が楽になった」

と言う彼女。


それから俯せになり

背中の起立筋を刺激すると

ほぐれ方が全く違っているのが分かる。


全体の施術が終わり

ベッドから降りていただく。


「あースッキリした。

ハリ、カイロ、マッサージに行っても

こんなにスッキリしないのよね」

肩に手をやり、腕を回しながら

言う彼女。


肩甲骨の内側の

凝り、痛みを訴える人の多くは

内臓に原因がある。

時には

「肋骨が折れるように痛い」

とか更にひどくなると

上腕までも痛がる方さえいる。


こういう症状の方は

病院にかかったりしないほうがいい。

下手をすると

膠原病とかリュウマチに

されかねないからだ。



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新生院
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