首痛が１年以上続いている20代後半の女性
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■2019/08/02
首痛が１年以上続いている20代後半の女性
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この女性は、昨年の５月ぐらいから
首が痛むようになったという。
すぐに整形外科へ行ったら
「肩凝りが原因です」
と診断された。
それとストレートネックも指摘され
体操を教えられた。
彼女はその教えられた体操を
一生懸命実践したのだが
首痛は全く改善されなかった。
改善されるわけがない。
相変わらず見当違いの診断ぶりに
啞然とするしかない。
「朝起きた時痛いんです」
と言われる。
どうやら毎日寝違いを起こして
おられるようだ。
「枕をしていますか？」
と私が問う。
「バスタオルを折って
枕にしています」
との返答。
それはいけない。
枕なしと同様な低い状態で
横向きに寝ると頭が垂れ下がる。
その時、胸椎も曲がるので
胸椎上部に歪みが生じて痛むのだ。
どうしても寝返りをうつから
更に歪みが複雑になり
改善が難しくなる。
こういう寝方をしている限り
一生涯
肩凝り
首痛
頭痛からは解放されない。
私はそこそこの高さのある物なら
何でも良いと考えている。
だから座布団が幅もあるし丁度いい。
価格の高い枕など必要がない。
彼女にはそういったお話しを
お伝えする。
それからベッドに俯せになっていただき、
胸椎上部の矯正
頸椎矯正
脳脊髄液調整
をして施術を終わる。
「何かスッキリしたような気がする」
”さくらタイプ”ではないが
気持ちがよくなられたようだ。
今月末に海外に留学されるそうだから
それまで
あと2回来ていただくようにしたが
今度来られる時には枕を
どうしておられるか興味津々であった。
２回目に来られた時
「バスタオルを折ったものでは
低すぎることがよく分かりました。
少し高めにしたら
朝首も痛くないし、快調です」
とのこと。
「もうこれで来られなくても
いいのでは？」
と私が言うのに
彼女は「念のために」
と言って3回目も来院された。
彼女が海外に留学する前に
首痛の本当の原因を知ることができて
大変良かった。
これで快適な
留学生活が送れることだろう。
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新生院
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