眠っても疲れが取れない慢性疲労状態の30歳の男性

■2019/07/27 眠っても疲れが取れない慢性疲労状態の30歳の男性
この男性は少々緊張した面持ちで現れた。


まだ若いのに

首、肩の凝りや頭痛があり

眠っても眠っても

疲れが取れないという。


また右脇腹が痛く

その症状の件で

病院に行ったが

「骨は何でもない」

という相変わらずの診断で

何の対処も

してくれなかったようだ。


まずベッドに俯せになっていただき、

身体を診てみる。


右寛骨が大きく右旋回して

外れかかっていた。

「腰が痛くないですか?」

と私。

「痛くないですね。

痛いのは脇腹です」

と彼が返答する。


その脇腹を触ってみると

確かに外側に出っ張っている。

それで痛むのだ。
 
これは外れかかっている

右寛骨の捩れが

肋骨を引っ張るから

こうなるのである。


普通なら腰も痛む筈なのに

脇腹だけに痛みを感じるとは

ちょっと珍しい。


この症状に対する施術は

右寛骨を中心に向かって

正しい位置にリセットしてやることである。


この骨盤だけの施術をして

試しにベッドから

降り立っていただく。


「どうですか?」

と私。

「あれっ、脇腹が痛くない」

と彼が驚いて言う。

脇腹には何も触っていないからである。


このように

骨盤が外れかかるだけで

背骨、肋骨、肩、首

頭蓋骨までも歪が及ぶ。


だから彼の

首、肩凝り、頭痛、

脇腹の痛みの原因は

右寛骨の捩れにあったのである。


この後、

全体の整体の施術と

脳脊髄液調整をして

全てを終わる


「疲れが取れましたねえ。

身体が軽い。

不思議だ」

と、彼はいつの間にか

もう何年も当院に通っている

患者さんのように

打ち解けた表情になっていた。


彼が帰った後しばらくして

奥さんが

ご自身の予約をしてこられたのをみると

治療結果に

心から満足されたからであろう。






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新生院
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