階段を上がる時、左内腿が痛む50代男性
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■2019/07/03
階段を上がる時、左内腿が痛む50代男性
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階段を上がる時とか開脚する度に
内ももが痛む男性が来院された。
内転筋が痛む場合は
寛骨が後傾して
坐骨が上がった状態になっている。
坐骨が上がると
坐骨から恥骨にかけて
起始部のある内転筋が
伸ばされることになるので
それ以上は伸びなくなる。
だから伸ばした時に痛むのだ。
それを無理やり
手で開脚したりすると
肉離れになってしまう。
この男性の
左内腿を確認すると
肉離れが4箇所もあった。
幅が10センチぐらいもあり
固くしこりになった部分もあったりして
状態としては
あまり良くない。
まず後傾している
骨盤を矯正をしておいてから
内腿の肉離れを時間をかけて
調整する。
あまりやり過ぎも
筋繊維を破壊するので
程々で終わる。
1週間後に再来院された彼が
「随分楽になりました」
と神妙に言われる。
触った感じもかなり改善しており
2回の施術で一応終了した。
ヨガとかストレッチ系の教室で
股関節を柔軟にするために
足合唱して両手で更に開く
ストレッチがある。
だが、それは間違っているので
してはいけない。
彼の幅広い肉離れは
普通の動作では
起こりえないものであるから
おそらく
そういうストレッチを
したのだろう。
身体は確かに柔軟な方がいいが
無理はしないことだ。
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