ギックリ腰が改善せず困り果てていた50代の男性が来院

■2019/06/05 ギックリ腰が改善せず困り果てていた50代の男性が来院
奥さんのお姉さんの紹介で来院された

この男性はギックリ腰になって

2週間は経つという。

その間に

整形外科、接骨院、整体院に

行ってはみたものの

痛みが改善する傾向がないので

困り果てておられたのだ。


ギックリ腰になって真っ先に

行った整形外科では

「ギックリ腰になりまして」

と言ったら

「医学用語にギックリ腰などという

言葉はない!」

とピシャリと言われたという。

「病名を付けるのは

あんたではなく

医者の私だ!」

という感じである。


こういったお医者さんは

以前よりは減ったが

まだいるようだ。


高飛車な態度を取るのだから

腰痛が即、改善するか

と思いきや

処方された薬は全く効果がなかった。


やむなく接骨院、整体にも

行ってはみたが

いずれも

全く改善しない。


それで「どうしたものか」

と打つ手もなく

手をこまねいておられたのだ。


奥さんが

お姉さんに電話で相談していた時

当院を勧められ

渡りに船!とばかりに

来院されたのである。


ギックリ腰になって

2週間も経っているのだから

普通なら自然治癒力で

もっと楽になっている筈なのだが、


骨盤を診てみると

右寛骨が4㎝も下がっていた。

このせいで

改善していかなかったのである。


寛骨の下がりは

自然治癒力が

最も働きにくいものなのだ。


整形外科とか接骨院では

この歪に

気付く筈はないし

整体師でも知らない者も多い。


まず、骨盤の高さを調整する。

次に一番大きなトンカチで

左右の寛骨を叩いて

強制的に矯正した。

この施術が効果的なので

歪の大きい方に

用いている方法である。


その後

腰椎の捻挫部分と

仙骨の微調整をして

施術を終わる。


ベッドから降り立ち

前屈、後屈をしていただく

「何をしても楽になっていますね」

と笑顔になってはおられるものの

何かあっけにとられた

表情の男性。


この日は予約が目白押し状態で

施術後にお話をすることは

できなかったが


この男性が

童心に帰ったように

無邪気な雰囲気になって

いそいそと

帰って行かれる

後ろ姿が

印象的であった。






















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