左腕が重だるく右手が痺れる６０代婦人
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■2019/03/23
左腕が重だるく右手が痺れる６０代婦人
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この婦人は年に１～２回不定期的に
来られる方である。
今回は
・左腕が重だるい
・右手に痺れがある
・右側のお尻に坐骨神経痛がある
と訴えて来院された。
ベッドに俯せになっていただき、
身体を診てみると
背筋が異様に硬い。
だが本人は気が付いていなかった。
他に辛い部位があるからだろう。
左腕が重だるい症状は
鎖骨から腕に来ている動脈の血行が
阻害されているか
腕のどこかに癒着による
凝りがあるかである。
この二点を考慮して施術をした。
右手の痺れは
頸椎下部のズレを調整をする。
右側の坐骨神経痛は
仙腸関節の右側のズレを調整をした。
背筋の異様な凝りは
内臓調整をした後
背筋を軽く補足する程度に
揉むだけで柔らかくなった。
ということは
内臓が原因で
背筋が異様に張っていたことになる。
最後に頸椎調整をして終わる。
ベッドから降り立った婦人は
「あー、背中が楽になった」
と背伸びをしながら仰る。
・左腕の重だるさ
・右手の痺れ
・右側の坐骨神経痛
最初に訴えていた
この三点の症状も
改善しているのにである。
背中の改善を
真っ先に口にするのは
本当に一番辛かったのは
背中だったのではないか？
脳の痛みに対する
優先順位の選び方は
意外とファジーなのかもしれない。
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新生院
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