仙骨が杭を打ち込まれたように痛む産後1ヶ月の30代女性

■2019/03/08 仙骨が杭を打ち込まれたように痛む産後1ヶ月の30代女性
上記タイトルの症状を

訴えて来られた女性は

初めて来院されてから

1年半以上になる。


最初は重度の首、肩凝り、

背中痛、腰痛で来られたのであるが

ある時から

不妊に対応する施術もし始め

見事に懐妊された。

そして

今年の1月下旬に

目出度く出産されたのである。


お産をした後

”杭を打ち込まれる”ような

腰痛で悩まされ

すぐにでも当院に来たかったのだが


妊娠中に腰痛で来られた際に

私が

「出産後1か月したら

骨盤を締めましょう」と

お伝えしたが為に

1ヶ月間、強烈な痛みに

何とか耐えておられたのだ。


早速ベッドに俯せになっていただき、

身体を診てみる。


骨盤は大きく広がっていて

左仙腸関節が亜脱臼していた。

ここが痛むのだ。


股関節の位置を正した後

骨盤を調整をしていくうちに

形が整ってきた。


「楽になりました」

と施術の途中で言う彼女。

敏感なのである。


この後

脊椎、頸椎、下肢

脳脊髄液調整

をして終わる。


「スッキリしました。

すごく浮腫んでいたのも

引ひきました」

と彼女が素敵な笑顔で言う。


”仙骨が杭を打ち込まれるように痛い”

という彼女の表現は

一般的には理解しがたいが

おそらく

太くズーンとくる痛みなのだろう。


「そういえばこの前

”お腹が花火が打ち上げられるようで辛い”

という女性が来ましたよ」

ちょっと似通った表現だと思い

私がそう話すと


「その気持ちわかります」

と彼女が即座に答えた。


やはり同じ感覚のようだ。


最近、こういった表現をする方が

増えてきている気がするが

皆さん感受性と表現力が

豊かなのだろう。















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