姿勢の悪さが内臓の不調を招いている20代後半の女性

■2018/12/10 姿勢の悪さが内臓の不調を招いている20代後半の女性
この女性はスマホで何気なく

治療院関係を閲覧していたのだが

当院のHPに記載されている内容と

口コミ評判を見て

衝動的にネット予約をしてしまったという。


ご自身が何とかしたいと

思っている身体の不調の部分が

HPに出ていたからである。


整体といえば肩凝り腰痛がメインで

マッサージとあまり変わり映えがしない

と思っておられたようで


内臓の不調、ポッコリお腹、

生理不順、とにかく身体がだるく

いつも疲れた状態なので

それが当院の口コミ、

ブログに出ていたのが

目に止まったというのである。


「一瞬、ここだ!」

と直感したという。


かなり以前に

西洋医学の病院にも行ってはみたものの

真剣に話を聞いてくれないし

考え過ぎだと言われ

安定剤を処方された経験がある。

その時の無責任で

見当外れな診断に失望したという。


今は漢方のクリニックに

通って、漢方薬を服用している。

「効果が出ているような

感じがする」と言われる。


早速ベッドに俯せになっていただき、

身体を診てみる。


骨盤の右旋回がかなりひどい。

だから背骨がジグザグしていて

肋骨が下がりながら傾き

肩も傾いている。


まず骨盤の調整をし

脊椎も丁寧に調整をする。


それから仰向けになっていただき

お腹を触ってみると

ポッコリお腹だけでなく

全体的にどんよりと膨らんでいる。


これは肋骨が下がっているので

内臓全体が押し下げられ

お互いに圧迫し合っているのだ。


圧迫された内臓は前横に

膨らむことになる。


当然、血行不良がお腹の中で起き

弱い臓器が不調になるのである。



寝ている背中の下に

半円枕を入れて

胸を反らした状態にする。

これで肋骨が反りながら

上がることになる。


このままの状態をしばらく続けたいので

下半身の施術を先にする。


しばらくして

「どうですか?何か変化しました?」

と私が問う。


「呼吸が楽ですね。

お腹も気持ちがいい気がします」

と言われる。


肋骨の下垂が内臓の圧迫を生み

内臓の不調が身体の不調を

招いていることが

これでよく分かった。


だから彼女の不調の根本原因は

姿勢の悪さなのだ。


彼女には姿勢を調整する

整体をした。


全てが終わりベッドから降りてみると

腰が入っていて

来られた時とは全く違う

素晴らしい姿勢になっていた。


「すごーい、こんなに

姿勢が良くなったの初めて」

鏡で姿を見ながら

嬉しそうにポーズを色々取っておられる。

「お腹も、すごく気持ち良くなっています」

と生き生きとした表情になっていた。


「座布団か何かを丸めて背中に当てがい

一日に一回

15分ぐらい

身体を反らすようにしましょう」

と私。


子供の頃から長い間

姿勢が悪かったと思う。

だから、日々努力をしない限り

また元に戻ってしまう。



時々当院で調整をしながら

毎日、身体を反らす努力を怠らなければ

そんなに遠くない先に

胸の張った素晴らしい姿勢の

溌溂とした女性に

生まれ変わることができるであろう。




































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新生院
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